イングランド代表にはフォーデンの“妖精の粉”が必要 シティの天才MFはもっと活かされていい

ウクライナ戦も途中出場だったフォーデン photo/Getty Images

攻撃になにか一手がほしい

EURO2024予選でウクライナ代表と戦い、1-1と引き分けたイングランド代表。オレクサンドル・ジンチェンコの先制点を浴びたため苦しい展開となり、カイル・ウォーカーのゴールで追いついたものの、逆転することはできなかった。

イングランド代表は13日にライバルであるスコットランド代表と親善試合を行うが、現時点でグループが違うとはいえ、スコットランドのほうが成績は上だ。スコットランドは5戦5勝、イングランドは無敗とはいえ勝点を落としてしまった。

英『Daily Mail』は、「フォーデンの“妖精の粉”が必要だ」というコラムを掲載している。ウクライナ戦で先発した中盤はデクラン・ライスをアンカーに置き、その前にジュード・ベリンガムとジョーダン・ヘンダーソンを並べる形だった。
ライスが深い位置をとるため、ヘンダーソンはベリンガムと並んで高い位置をとることになる。やや重くなりがちなイングランドのポゼッションと、4戦4勝でグループ首位という立場を考えると、安全型のヘンダーソンよりもフォーデンのほうを起用する選択肢はなかったのかと同紙は指摘している。

フォーデンはこれまで代表で26試合に出場しているが、そのうち10試合は途中出場だ。フル出場も多くなく、26試合のうち5回だけとなっている。マンチェスター・シティではそのクリエイティブな才能を見せつけるフォーデンだが、サウスゲイト監督は彼の才能を理解しつつも、起用法に迷っているのかもしれない。

スコットランドとの親善試合ではメンバーの変更も予想されるが、フォーデンは代表で確固たる場所を見つけることができるだろうか。

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