シャビも大絶賛する16歳の“超新星” バルセロナの顔となる日も近いか

ビジャレアル戦ではアシストも記録したヤマル photo/Getty Images

「成績を残すだけのポテンシャルがある」

バルセロナにあらわれた16歳の超新星に、チームの指揮官を務めるシャビも大きな期待を寄せているようだ。

27日に行われたリーガ・エスパニョーラ第3節で、ビジャレアルと対戦したバルセロナ。計7ゴールが生まれる壮絶な打ち合いとなったが、4-3でこの激闘を制し、2連勝を飾っている。そして、この試合で存在感を発揮したのが、右ウイングに入ったU-19スペイン代表FWラミン・ヤマルだ。

2007年7月13日生まれで、現在16歳のヤマル。今年4月に15歳ながらバルセロナのトップチームデビューを果たすと、今季は開幕戦からメンバー入り。第1節ヘタフェ戦では途中からピッチにたち、第2節カディス戦では初スタメンを飾った。さらに、今回のビジャレアル戦では2試合連続のスタメン出場を果たし、ピンポイントクロスからガビの先制ゴールをアシスト。目に見える結果も残したのだ。
試合後、インタビューに応じたシャビもヤマルを大絶賛。同監督のコメントをスペイン『MARCA』などが伝えている。

「(ヤマルに対する)私の期待は非常に高い。彼がスタメンになったのは、監督の気まぐれなんかではないからね。彼の判断は常にほとんど正しいし、賢い。彼は並外れた選手だよ」

「私は彼がスペイン代表でプレイする姿を見たいと思っている。彼は自分の将来に関して、私に何も話してくれなかったけどね。私は彼が何年間もバルセロナに残ってくれることを願っているよ」

「彼には成績を残すだけのポテンシャルがある。しかし、忍耐も必要だ。マネジメント上の問題はないと思う。彼は謙虚で、熱心に働き、サッカーを愛しているからね。プレイする準備はできているよ。彼の年齢には驚かされる。まだ16歳になったばかりなんだ」

これまで多くのスーパースターたちを見てきたシャビが言うのだから、ヤマルのポテンシャルは相当なものだろう。彼がバルセロナの顔となる日も近いか。
 

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