鎌田は「シンプルなプレイ」が多すぎる!? 伊メディアが厳しい指摘

ジェノア戦では66分までプレイした鎌田 photo/Getty Images

ミスを極力避けるプレイが裏目に?

ラツィオは27日に行われたセリエA第2節でジェノアと対戦し、ホームでの戦いながら0-1の敗戦を喫した。この結果、開幕2連敗を喫している。

そして、この試合で2試合連続のスタメン出場を果たし、66分までプレイした鎌田も、らしさや存在感をほとんど発揮できず。前半のアディショナルタイムに右クロスから決定機を迎える場面もあったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

また、この試合ではミスも目立ち、伊『TUTTOmercatoWEB』は鎌田に対してチーム最低タイとなる「5点」の評価をつけた。さらに次のような厳しい指摘もしている。
「当然のことながら、この日本人はサッリが行うサッカーに対して対策を講じる必要があり、依然として非常にシンプルなプレイを続けている。ただ、それをやりすぎだろう。ジェノア戦の失点は、中盤での彼のミスから生じた。前半終了間際にラッツァーリのお膳立てからゴールを決める可能性があったが、バニ(ジェノアDF)がそれを予測していた」

まだチームに合流して1カ月も経っていないということもあってか、鎌田はミスを極力避けてプレイしているのかもしれない。ただ、フランクフルトで見せていたように、もっと大胆で、勝負を仕掛けるようなプレイもできるはず。いち早く新しいサッカーになれ、ドイツ時代のように輝きを放つことを期待したい。

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