ニューカッスル戦のヒーローはヌニェスだけじゃない 「最高の選手」であることを改めて思い出させた守護神の存在

数的不利の中、最小失点でゴールを守り切ったアリソン photo/Getty Images

1試合で7本ものセーブを記録

リヴァプールは27日、プレミアリーグ第3節でニューカッスルと対戦し、2-1の勝利を収めた。この結果、見事に2連勝を飾り、開幕戦からの無敗をキープしている。

今夏の移籍市場で電撃加入した日本代表MF遠藤航が、移籍後初スタメンを飾ったこの一戦。リヴァプールは敵地での戦いということもあり、苦戦を強いられる。25分にミスからニューカッスルに先制点を許すと、直後の28分には守備の要であるDFフィルジル・ファン・ダイクが一発退場。1点ビハインドの中、残り60分以上を数的不利の状況で戦わなければならなくなったのだ。

ただ、最後まで勝利を諦めなかったリヴァプール。途中出場を果たしたFWダルウィン・ヌニェスが81分、後半ATと立て続けにゴールを奪い、土壇場で逆転に成功した。もちろん、この日の最大のヒーローはヌニェスだろう。ただ、リヴァプールの窮地を救ったヒーローはもうひとりいたかもしれない。
数的不利の中でも、最後まで最小失点でゴールを守り切った守護神のアリソンだ。ミゲル・アルミロンの弾丸シュートを常人離れした反射神経でセーブするシーン(36分)などもあり、この日のトータルセーブ数は7本。データサイト『opta』によると、プレミアリーグにおいて、リヴァプールのGKが1試合で7本ものセーブを記録したのは過去最多だという。

そして、同データサイトは「彼がプレミアリーグ史上最高の選手のひとりであることを改めて思い出させた」とも取り上げている。やはりリヴァプールにとって、ゴールマウスを守るアリソンの存在は大きいか。

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