チェルシーで10ゴール決めた“4年前”の輝きを R・チークがミラン中盤のキングになるとき

今夏にミランへ加わったロフタス・チーク photo/Getty Images

好調時は特別な働きができるMF

今夏にチェルシーからミランへ移籍したMFルーベン・ロフタス・チークは、チームの中心となれるだろうか。

プレシーズンでは自慢の馬力溢れるプレイを見せており、中盤から前線へとボールを持ち運ぶ能力は特別なものがある。コンディションさえ安定していれば、トップレベルのMFになれる選手と言える。

ロフタス・チーク本人が取り戻したいと願うのは、2018-19シーズンのパフォーマンスだ。当時は全コンペティション合わせて40試合に出場し、10ゴールを挙げる充実のシーズンを過ごした。得点を奪う力もあるため、ミランでは攻撃的に前線へ顔を出せる役割を任せたい。
「2018-19シーズン、僕はチェルシーで10ゴールを決めた。より前のポジションでプレイするようになったことで、ペナルティエリアでの存在感を発揮しやすくなったからだ。その後は怪我もあったし、ポジションを後方に下げたことでゴールに対する感覚を少し失ってしまったけど、今季は好きなポジションでプレイするチャンスがあるからね。もっと得点したいと思っている」(伊『Milannews.it』より)。

ロフタス・チークはこのようにコメントしており、ミランでの新たなチャレンジに燃えている。チェルシーではライバルが多かったり、怪我の影響もあったりと思うようにプレイできないシーズンも多かった。

しかしミランはサンドロ・トナーリを失い、ロフタス・チークに主力としての働きを求めている。一歩上のステージを目指すうえでミランはロフタス・チークにとって理想的なクラブではないだろうか。

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