鎌田、キム・ミンジェ、板倉、上田、タレミらアジアの評価が爆上がり ビッグクラブが狙うのも当たり前の時代になってきた

今夏は日本代表選手たちにも移籍の噂が相次いでいる photo/Getty Images

東からの風が強く吹いている

昨年のワールドカップ・カタール大会でもオーストラリア、日本、韓国の3チームがベスト16に進出するなど、アジアのレベルは着実に上がっている。

移籍情報サイト『Transfermarkt』は、「今夏の市場では東からの風がこれまで以上に強く吹いている」と注目する。

先日には韓国代表DFキム・ミンジェがバイエルンへ移籍することが決まったが、昨季ナポリのスクデットに貢献したキム・ミンジェは現世界最高級センターバックとまで言われるほど評価が上がっている。
そのキム・ミンジェの後釜候補としてナポリがリストアップしたのがボルシアMG所属の板倉滉だ。板倉も昨季のブンデスリーガ、ワールドカップ・カタール大会で評価を伸ばしており、強豪クラブがアジアのセンターバックをターゲットにするのも珍しいことではなくなってきた。

フリーの選手では、フランクフルトを離れたMF鎌田大地の話題が連日続いている。なかなか確定しないが、鎌田への関心が伝えられてきたのもミラン、アトレティコ・マドリード、ローマなど強豪ばかりだ。

他にもセルティックで得点を量産するFW古橋亨梧、チームメイトのMF旗手怜央、 ブライトンの中心選手となったFW三笘薫のステップアップも噂され、ベルギーのセルクル・ブルージュで成長したFW上田綺世にもオランダ王者フェイエノールトが関心を示していると言われるなど、確かに話題は多い。

韓国代表ではMFイ・ガンインがマジョルカからパリ・サンジェルマンへ移籍し、FCポルトで昨季のポルトガル国内リーグ得点王に輝いたイラン代表FWメフディ・タレミをミランがリストアップしているとの情報もある。

数年前はビッグクラブがアジアの選手をターゲットにするのは珍しかったかもしれないが、時代は変わりつつある。

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