「信じられない」とセレッソファンは困惑…… FW加藤陸次樹、古巣・広島へ電撃移籍

広島への復帰が決まった加藤 photo/Getty Images

覚悟を持っての広島復帰

セレッソ大阪は21日、FW加藤陸次樹がサンフレッチェ広島へ完全移籍することになったと発表した。

現在25歳の加藤は、中央大学卒業後の2020年にツエーゲン金沢へ入団。J2ではあるが、プロ1年目から13ゴールを挙げて結果を残すと、2021年にC大阪への移籍を果たした。そして、C大阪でも加入1年目から主力として活躍。今季もここまでJ1で17試合に出場して3ゴールを決めており、16日の浦和レッズ戦(第21節)でも貴重な先制点をアシストし、2-0の勝利に貢献していた。

そんな加藤だが、ユース時代に過ごした古巣・広島への復帰が決まった。双方のクラブを通じて、次のような思いを綴っている。
◯C大阪
「この度、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。直接ご挨拶が出来ず申し訳ありません。これまでお世話になり、たくさん成長させて頂いたことに感謝しかありません。また、ここからさらなる成長を目指し日々精進して参ります。今までありがとうございました」

◯広島
「育った環境のもとで新たに覚悟を持って戻って来ました。この移籍の重みを忘れずに、これからも日々精進して恩返しができるように戦っていきたいと思います。よろしくお願いします」

一方で、主力選手の突然の退団発表に、セレッソファンは困惑。移籍が発表されたツイートには「広島ユース出身やもんな……」や「広島でも点を取りまくってほしいな!」と選手の決断に理解を示すコメントもあるが、「ショックが……」や「急すぎて信じられない」、「言葉が出ない」など、ショックを隠しきれないファンのコメントで埋め尽くされていた。

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