ヘンダーソンがイングランド人選手として初のサウジ移籍発表間近 プレミアリーグは今後サウジ移籍の強い流れが起こる可能性を懸念

サウジアラビア移籍間近のヘンダーソンphoto/Getty Images

ヘンダーソンに続く流れは起こる?

今夏ヨーロッパから中東サウジアラビアへスター選手の移籍が絶えない中、ついにイングランドからもサウジアラビアへ移籍する選手が出る模様だ。

『THE Sun』によると、リヴァピールのジョーダン・ヘンダーソンは1億800万ポンドでサウジアラビアのアル・イテファクと3年契約で合意したという。アル・イテファクでのヘンダーソンの週給は70万ポンドとされており、これはリヴァプールでの週給の3倍に上る額だ。

クロップはヘンダーソンに契約の残り2年をリヴァプールで過ごすように懇願していたが、その努力は実らないだろう。リヴァプールがRBライプツィヒからドミニク・ショボスライ、ブライトンからアレクシス・マックアリスターを獲得したことがヘンダーソンにとって移籍の決め手となったようだ。出場時間の確保が難しいことが理由とされる。
ヘンダーソンのサウジアラビア移籍は、リヴァプール監督ユルゲン・クロップだけではなく、ヘンダーソンが12年を過ごしたプレミアリーグにとっても痛手となるかもしれない。同紙によれば、ヘンダーソンがサウジアラビアへ移籍し、成功を収めれば多くのイングランド人選手も後に続く可能性は十分に高いという。

そのため、プレミアリーグのクラブは多くの主力選手がサウジアラビアのクラブに吸収されることを懸念している。プレミアも大きな影響を受けることは避けられないようだ。

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