“8200万ポンド”で加入したレフティーアタッカーはまだ4ゴール…… マンU・アントニーをどう評価する

マンUでプレイするアントニー photo/Getty Images

アヤックスからやってきた逸材

右サイドから仕掛けるレフティーアタッカー特有の癖を読まれてしまったのだろうか。昨夏アヤックスからマンチェスター・ユナイテッドに加入したブラジル代表FWアントニーの評価が難しい。

マンUはアントニー獲得に8200万ポンドの移籍金を投じており、かなり高額な新戦力だ。

アントニーも加入当初はアーセナル戦、マンチェスター・シティ戦、エヴァートン戦と3連続得点を決めるなど快調な滑り出しだったが、そこから得点ペースは一気に落ち込んだ。
以降は今年4月のノッティンガム・フォレスト戦で1ゴール決めただけで、ここまでプレミアリーグでは24試合に出場して4ゴールに留まっている。移籍金額から考えると、納得できない数字か。

右サイドでボールを持った際のテクニックは興味深いものがあり、ブラジル人アタッカーらしいドリブルのアイディアもある。ただ、それが得点に繋がるケースがあまり多くない。

アントニーはレフティーアタッカーで、右サイドから仕掛けるレフティーアタッカーの特長は相手DFも頭に入れているはず。アントニーの場合は逆の右足をあまり使わないため、中へのカットインを封じられると厳しい。

まだ移籍1年目ではあるものの、オランダ『Soccernews』は今夏の放出もあり得るとの見方を示している。

果たしてマンUサポーターはアントニーをどう評価するだろうか。2年目へ希望が持てる場合はOKだが、このあたりは賛否が分かれるだろう。

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