バイエルンの2ndチームで《33試合20ゴール》の怪物候補現る グラント・レオン・ラノスが秘める可能性

バイエルン監督トーマス・トゥヘルphoto/Getty Images

国際親善試合でも2ゴール

現代サッカーにおいて、若い選手の育成や、起用が度々話題となっている。トーマス・トゥヘルが監督に電撃就任し、ブンデスリーガで優勝争いを繰り広げているバイエルンも、新たな若き選手をテストしている様だ。

20歳のグラント・レオン・ラノスは、現在バイエルン・ミュンヘンの2ndチームに所属しているが、先日、トゥヘル率いるトップチームの練習に参加していたことが、『Bild』によって報じられた。

ラノスは身長180センチのセンターフォワードで、両ウィンガーでもプレイ可能だ。2022年の7月からバイエルンの2ndチームでプレイし、今シーズンは33試合20ゴール10アシストの活躍だ。UEFAユースリーグでは、2試合に出場し1ゴールを決めている。さらに、今年の3月には、アルメニア代表として国際親善試合に出場し、2ゴールの結果を残している。国籍はドイツとアルメニアの二重国籍だ。

ラノスはバイエルンの2ndチームでプレイする前は、バイエルンU-19に所属しており、24試合で16ゴール7アシストの素晴らしい結果でチームに貢献した。

これまでの活躍が認められ、トップチームの練習参加が実現した若き才能はトゥヘルの目にどうに映ったのだろうか。レバンドフスキがバルセロナに移籍して以来、ストライカーの部分に課題を抱えるバイエルン。今夏ストライカーの獲得も視野に入れていることは予想できるが、自チームの下部組織で、新たなストライカーの発掘ができれば、クラブにとって大いにプラスに働くだろう。

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