まだ今年のJリーグは始まったばかりで、得点王予想を展開するには早すぎるだろう。
だが、横浜FC所属FW小川航基が見せるロケットスタートに早くも期待感は膨らんでいる。
小川の活躍に注目したのは、豪『Optus Sport』だ。今季よりJ1に昇格してきた横浜FCは、ここまで5試合を消化して1分4敗と未勝利。順位は最下位の18位に沈んでいる。
決して良いスタートとは言えないが、そこで小川は4ゴールを記録して得点ランク首位を走っているのだ。チームが思うように勝てない中で得点数を伸ばしているのは見事と言うしかない。
小川は世代別代表でもプレイしてきた才能豊かなセンターフォワードであり、2019年にはA代表デビューも果たしている。しかし大きな怪我に苦しみ、思うようにプレイできないシーズンもあった。
だが、才能は確かだ。ジュビロ磐田、水戸ホーリーホックを中心にJ2で経験を積み、昨季横浜FCのエースとしてJ2で26ゴールと爆発。チームをJ1へと導いた。
25歳と中堅世代ではあるが、同メディアは小川のことをJ1の新星と注目しており、近いうちに再びA代表から声がかかるのではないかと見る。
J1ではこれまで1ゴールしか決めていなかったが、今季は開幕5試合で早くも4ゴール。昨年からの良い流れが続いており、J1でこのままゴール量産となれば森保一監督の目にも留まるだろう。
まだ日本代表のセンターフォワードはメンバーが固定されているわけではなく、186cmとサイズもある小川は魅力的だ。前田大然や上田綺世など海外組がライバルとなるが、小川は2023年にさらなるブレイクを果たすのか。