移籍実現のカギは“高給取り”の処遇か ガルナチョはチェルシー移籍を熱望

去就不透明なガルナチョ Photo/Getty Images

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チェルシーはスターリング放出を容認か

アレハンドロ・ガルナチョが、チェルシー移籍に強い意思を示しているという。『TEAMtalk』が伝えたところによると、マンチェスター・ユナイテッドに所属するこの21歳のアルゼンチン代表ウインガーは、2025-26シーズンをロンドンで迎えることを望んでおり、チェルシーからの正式オファーを待ち望んでいるという。

昨季チェルシーはプレミアリーグを5位で終え、UEFAカンファレンスリーグを制覇。さらに2025年夏にはFIFAクラブ・ワールドカップを制し、今季のプレミア制覇とCL躍進を視野に入れている。リアム・デラップ、ジョアン・ペドロ、ジェイミー・ギッテンスらをすでに加えた一方、さらなる補強も模索中であり、ガルナチョは最重要ターゲットの一人とされている。

ユナイテッドの指揮官ルベン・アモリムは、今季のプランにガルナチョを含めておらず、本人も完全移籍を望んでいるという。チェルシーのエンツォ・マレスカ監督はそのスピード、突破力、得点力を評価しており、ガルナチョを獲得すべく準備を進めている。
しかし、そのためには放出が必要とされており、候補筆頭はラヒーム・スターリングであるようだ。同紙によれば、チェルシーはスターリングを高額年俸から解放し、ガルナチョの獲得資金および登録枠を確保したい意向で、フラムとの交渉が進行しているという。

ユナイテッドはガルナチョを放出する構えであり、5500万ポンドを希望しているものの、チェルシー側の財政力と選手本人の意向を考慮すれば、4000万ポンド程度で決着する可能性もあるという。

スターリングの動向次第では、チェルシーにとって“プレミア経験豊富な若手”を迎える準備が整うことになる。ガルナチョにとっても、ロンドン移籍はキャリアの新たな章の幕開けとなりそうだ。

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