G・ジェズスがいれば……と考えずにはいられない まだ“アシストランク5位”の数字が物語るチャンスメイク力

アーセナルを前線から引っ張ってきたジェズス photo/Getty Images

チャンスメイクの力はエンケティアを大きく上回る

仮定の話をしても仕方がないが、アーセナルにとって痛すぎたのがFWガブリエウ・ジェズスの離脱だ。

昨夏にマンチェスター・シティから加入したジェズスは開幕早々よりチームに適応し、攻撃の柱となった。しかし12月より負傷離脱が続いており、15日に行われたマンCとの大一番も出場できなかった。

ジェズスがいればどうなっただろうか。マンC戦を1-3で落としたこともあり、そんな考えが頭をよぎったアーセナルサポーターも多いはずだ。
現在は若いエディ・エンケティアが穴を埋めており、エンケティアも楽しみなアタッカーではある。

だが、ジェズスの見逃せない能力の1つにチャンスメイク力が挙げられる。中盤やサイドへと流れ、そこからチャンスメイクに絡むことができる。そこまでエンケティアに求めるのは酷というものだ。

データサイト『WhoScored』は、「まだジェズスより多くのアシストを記録しているのはアンドレアス・ペレイラ(6アシスト)、クリスティアン・エリクセン(7アシスト)、ブカヨ・サカ(8アシスト)、ケビン・デ・ブライネ(12アシスト)の4人しかいない」と取り上げており、ジェズスは出場14試合で5ゴール5アシストの成績を残してきた。

最近のアーセナルは得点を奪うところで苦戦しており、ジェズスがいれば何かが変わったはず。怪我を嘆いても仕方がないが、ジェズスがいればタイトルレースの行方も違ったものになっていたことだろう。

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