デ・ブライネが幼い頃の夢を叶える? リヴァプールファンが望む“禁断の移籍”

長らくシティを支えるデ・ブライネ photo/Getty Images

ファンが反応

国内を揺るがす大きな問題へと発展しているマンチェスター・シティの財務違反疑惑。プレミアリーグは6日、2009-10シーズンから2017-18シーズンの間にシティが財務情報提出のプレミアリーグ規則について違反した疑いがあることを公表し、100件以上の告発を受ける事態となっている。

有罪と認められた場合には罰金や勝点、過去タイトルの剥奪処分、プレミアリーグからの除名などといった重い罰則を受ける可能性もあると噂されている。実際に今季のセリエAではユヴェントスが不正会計操作によって勝点15を剥奪される罰則を受けた。重い処分が下された場合、主力選手がチームを離れる可能性もあるだろう。

そんな中で英『Liverpool echo』では、シティの疑いについてリヴァプールファンの反応を取り上げている。一部ファンは勝点2差で2位に終わった2013-14シーズンの結果に改めて憤慨しており、ジェラードら主力選手に優勝パレード用のバスを準備すべきだなどといった主張が見られた。
さらには「KDBは少年時代の夢のクラブに来る時間だ」との投稿も。KDBとはシティのケヴィン・デ・ブライネのことであり、彼が幼い頃のインタビューで「僕のお気に入りのクラブはリヴァプールで、マイケル・オーウェンが好きなんだ。そこでプレイしたい」と語っていることは有名な話。今こそそれを叶える時だという主張もあったようだ。

昨季まではプレミアリーグでハイレベルな優勝争いを繰り広げていた両クラブ。そんなシティの絶対的な司令塔がリヴァプールへ加入することになれば“禁断の移籍”ともなりかねない。不正問題へと揺れるクラブから、幼い頃の夢を叶えてリヴァプールへと移ることはあるのだろうか。

電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)278号、2月15日配信の記事より転載

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