2026年W杯の主力として期待したい若きCB スイスで経験を積む逸材の日本代表入りはあるか

瀬古の活躍に期待 photo/Getty Images

昨冬に欧州挑戦を果たした

第2次森保ジャパンは3月にウルグアイ代表とコロンビア代表と対戦する。強豪国との連戦に向けて森保一監督は、どんなメンバーを選出するだろうか。

3月の代表戦でもメンバー入りに期待が寄せられるセンターバックが瀬古歩夢だ。セレッソ大阪のトップチームへ昇格し、2年目でレギュラーを獲得した若き逸材は、スイスでの2シーズン目を迎えている。

2021-22シーズンの冬にグラスホッパーへ加入すると、途中加入ながら試合に絡んでいき、リーグ戦で13試合に出場した。レギュラーとしての活躍に期待された今季は、本職のセンターバックだけにとどまらず、ボランチでも起用され、ポジションの幅を広げる。ここまでリーグ戦では16試合に出場しており、スイスカップのベスト16では強豪・バーゼル相手に敗れはしたものの、2ゴールを記録した。
持ち前の守備力のみならず、ディフェンスラインから一気に攻撃の起点となれるロングフィードを入れられる瀬古は、日本代表でも大きな武器になる。東京オリンピックではメンバー入りするものの出場はなく、A代表にも招集経験はあるが出場はない。スイスで培った経験を武器に2026年W杯を目指すチームのスタメン争いに割って入りたいところだ。板倉滉や富安健洋とともに次世代の日本の最終ラインを担う存在として期待したい。

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