FAカップ4回戦でリヴァプールとブライトンが対戦。今季3度目の対戦となった好カードは、互いにゴールを奪い合う一戦となり、最後に試合を決めたのは三笘薫だった。
試合は前半から互いにゴールが生まれ、後半アディショナルタイムに突入。大会の規定上、ドロー決着では再試合も見込まれる中、雌雄を決するのは日本代表MFの巧みな技術からのゴールだった。
後半アディショナルタイム、右サイドからFKのチャンスを得ると、逆サイドに流れていたペルビス・エストゥピニャンがボールを収める。中央にクロスを上げると、ファーサイドで待っていた三笘が受け、シュート態勢に入る。リヴァプール守備陣もブロックを試みようと、身体を投げ出すものの、三笘はそれも読んで巧みにトラップしてかわしていく。
最後は右足アウトサイドでゴール上に沈め、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーの頭上を超えるゴールで勝負を決めた。これで三笘は公式戦2試合連続ゴールを決めた三笘は、FIFAワールドカップ・カタール大会中断明けで4得点目。第18節アーセナル戦から得点力も覚醒したサムライは、イングランドの舞台でも勢いは止まらない。