「僕にとって一対一で戦うカオルは……」 ブライトンのドイツ人MFが三笘を絶賛。22-23シーズン後半戦のキーマンとなるか

ブライトンでの地位を確立した三笘薫 photo/Getty images

褒めちぎっている

FIFAワールドカップ・カタール大会では日本代表として世界を沸かせた三笘薫。そのドリブルは驚異的であり、攻撃の中心人物としてチームを支えた。ゴールこそなかったが、確実に評価は上がったはずだ。

三笘は今季からプレミアリーグのブライトンでプレイしており、所属クラブでも評価を高めている。シーズン序盤は後半からの起用が多かったが、指揮官がロベルト・デ・ゼルビになってからは先発出場の機会が増えている。W杯前にはチェルシー戦、ウルブズ戦、アーセナル戦の3試合で得点に関与しており、後半戦のキーマンとなるのは間違いない。

「僕にとって一対一で戦うカオルは、これまで見てきた中で最高の選手の一人だ。彼が左サイドでボールを持てば相手が誰であろうと抜き去ることができるし、どんな局面でもディフェンダーを苦しめることができる」
「ワールドカップでもそうだった。彼がボールを持って一対一の状況を作れば、そのディフェンダーは問題を抱えることになる。ワールドカップでは交代要員として出場して最高のチャンスを作ってくれた。彼は並外れた選手だ」

英『SussexLive』ではブライトンのチームメイトであるパスカル・グロスが三笘を絶賛している。一対一の強さを評価しており、三笘の強みはプレミアリーグでも通用しているようだ。またこのコメントからすでに三笘がチームメイトと打ち解けていることが分かる。活躍するには実力と同じくらいチームメイトからの信頼が大事であり、三笘はその壁を飛び越えた。

W杯での活躍もあってより三笘への期待値は上がっている。今季のブライトンは監督、主力と大黒柱を3本ほど抜かれてしまったが、強さを維持している。デ・ゼルビ就任後は勝てない時期が続いたが、その暗闇からも抜けており、後半戦で躍動する三笘とブライトンに注目したい。

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