クロアチアに封じられながらも奪った先制弾 ブラジル敗戦もネイマールが見せた輝き

ブラジルをけん引したネイマール photo/Getty Images

延長前半終了間際にゴールを記録

FIFAワールドカップ・カタール大会でブラジルは準々決勝でクロアチアと対戦。スコアレスのまま延長戦へと突入すると、延長前半にブラジルが先制点を決めるものの、後半に追いつかれてPK戦の末に敗れている。

この試合で貴重なゴールを決めたのはネイマールだった。相手GKの好セーブにチャンスを何度も阻まれる中で決め切った得点は、ブラジル代表歴代最多得点である77ゴール目となり、ペレ氏と並ぶ歴史的な記録を叩き出した。

しかし最終的にネイマールはブラジルを勝利に導くことはできなかった。結果こそ残したものの、デュエル数では22度の勝負で勝利したのは「9」、ドリブル突破数でも10回中で成功数は4回と苦しい結果となり封じられてしまった。
それでも75分には相手の裏に抜け出してGKと1対1になるなどチャンスに絡んだネイマール。守護神の好セーブで得点は奪えなかったが、封じられていた中でも土壇場でゴールを奪うことはスターである証だろう。ただ、今試合においては勝利の女神がブラジルに微笑むことはなかったようだ。

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