ジダンの頭突き、神の手ゴールにも負けぬ“W杯史上最大級”サプライズ? サウジのミラクル勝利に世界が大興奮

アルゼンチン代表を撃破したサウジアラビア代表 photo/Getty Images

アルゼンチンが負けるなど誰が予想した

22日、ワールドカップ・グループC組初戦でアルゼンチン代表がサウジアラビア代表に敗れた。優勝候補の一角に挙げられていたアルゼンチンの敗戦は予想外で、サウジアラビアのサポーターでさえ奇跡を信じていた人は少数だっただろう。

しかもこのゲームはアルゼンチンが前半早々にリオネル・メッシのPKで先制しており、そこからサウジアラビアに逆転されたことが何よりの衝撃だった。先制されても集中を切らさず、チャンスを待ち続けたサウジアラビアの奮闘は見事と言うしかない。

早くも英『FourFourTwo』は『ワールドカップ史上TOP20に入るショッキングな出来事』と題した特集を紹介しており、今回の一戦もここに入れるべきか問いかけている。
このTOP20の中には2006年のワールドカップ決勝でフランス代表MFジネディーヌ・ジダンがイタリア代表DFマルコ・マテラッツィに頭突きを喰らわせたシーンや、2002年の日韓大会で前回王者フランス代表がセネガル代表に敗れた一戦、2014年のブラジル大会準決勝で開催国のブラジルがドイツ代表に1-7のスコアで敗れたミネイロンの惨劇などが入っているが、今回のサウジアラビア劇的逆転勝利もそれらに負けず劣らずの衝撃だ。

ちなみに同メディアが選ぶワールドカップ史上最大の出来事には元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が決めた神の手ゴールが選ばれており、様々な方面から語り継がれるゴールだ。

あのプレイを超えるかは分からないが、このサウジアラビアVSアルゼンチンの一戦が今大会最大のサプライズとなる可能性もあり、永遠と語り継がれる一戦になりそうだ。

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