ベルギー代表指揮官は負傷中のルカクも戦力として計算 欠場濃厚ながらW杯ベルギー代表に選出

復帰戦でゴールを決めていたルカク photo/Getty Images

マルティネス監督が理由を説明した

カタールワールドカップに挑むベルギー代表のメンバーで、ある選手に注目が集まった。その男がロメル・ルカクだ。本来であれば選ばれることになんの疑いもない実力者だが、今回に限っては理由が違う。

ルカクは今季チェルシーから期限付き移籍でインテルへと加入した。得点源として期待されるも、序盤戦から左の太ももを負傷して約2カ月ほど離脱していた。その後、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節・ヴィクトリア・プルゼニ戦で復帰したものの、同じ箇所のケガが再発。再び戦線を離脱し、ワールドカップは欠場するものだとされていた。

そんな中で、メンバー入りを果たしたルカク。現在も負傷中ではあるものの、ベルギーのロベルト・マルティネス監督は英『SkySports』にて招集した理由を語り、「現段階で彼は(グループステージ)3試合のうちの1試合には出場できると考えている」とコメント。グループFの第3戦であるクロアチア戦での復帰を目指す方針のようだ。
しかし指揮官は慎重な姿勢を保っており、「彼の状態について常に確認し続けるし、決断を下す11月22日まで時間はまだある」とルカクの状態を見て、起用するか判断すると明かしている。大会期間中に復帰の見込みがあるとして招集されたルカクだが、今大会で彼の姿やゴールを見ることはできるだろうか。

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