「いつものように攻撃で大活躍」 実戦復帰の久保がセビージャ戦で“2度の特大決定機演出”

セビージャ戦で輝いた久保建英 photo/Getty images

アシスト未遂となってしまった

ラ・リーガ第14節セビージャ対レアル・ソシエダの一戦が行われ、1-2でアウェイのラ・レアルが勝ち点3を手にした。この結果一気にラ・レアルが3位に浮上。バルセロナとレアル・マドリードに次ぐ好成績を残している。

日本代表の久保建英はベンチスタートとなるも、先発したカルロス・フェルナンデスが負傷交代となり、10分と早々に久保に出番がやってくる。

そんなラ・レアルが先制に成功する。20分ミケル・メリーノがバイタルエリアからラストパスを供給し、アレクサンデル・セルロートが冷静に浮かせてループシュートを沈める。セルロートはリーグ戦これで4点目となった。
その後28分にイヴァン・ラキティッチが、34分にはニアンゾー・タンギー・クアッシが一発レッドで退場となり、セビージャは9人で戦うことになってしまう。

人数有利となったこともあってさらにラ・レアルが有利な展開に。前半アディショナルタイムには久保が決定機を演出する。左サイドでヘスス・ナバスからボールを奪うと、ドリブルで前進し最後はボックス内にクロスを供給。フリーのセルロートにパスは届いたが、決めきることはできず久保にアシストはつかない。

さらに61分再び左サイドから好機を演出する。前半終了間際に見せたようなドリブルからのクロスだが、中央のダビド・シルバとセルロートは合わせることができず、アシスト未遂に終わってしまった。

相手が9人ということもあるが、この日も久保は左サイドから好機を演出している。2本のキーパスを記録しており、惜しいシュートもあった。今季はここまで決めきることができていたが、再び決定力不足を露呈することに。

「10分に負傷したカルロス・フェルナンデスに代わって出場した。怪我から復帰した久保はいつものように攻撃で大活躍。何度もシュートを放っており、攻撃で最もトライした選手だといえる」

西『eldesmarque』は途中出場の久保に最高評価の8点を与えている。攻撃面での貢献を称賛しており、高いパフォーマンスを披露したということが分かる。

久保は14日のカップ戦を戦い、日本代表に合流すると見られている。17日にはカナダ戦が予定されており、代表でもラ・レアルのような活躍に期待だ(データは『SofaScore』より)。

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