「常に機敏で適切なポジションにいる」 先制点の古橋亨梧、セルティックで2年連続リーグ二桁ゴールを達成

マザーウェル戦でゴールした古橋 photo/Getty Images

15分に先制ゴールを決めた

セルティックはスコティッシュ・プレミアシップ第15節でマザーウェルと対戦。2-1と勝利し、リーグ戦7連勝を達成して首位をキープしている。先制ゴールを決めたのは、今季早くも10ゴールに到達した古橋亨梧である。

今試合で古橋は3トップの中央で先発出場を果たす。試合は前半から動き、15分には左サイドからマット・オライリーが一度はボールを奪われるも、高い位置ですぐに奪い返して中央に折り返す。2人に囲まれた古橋だったが、勢いよくクロスに反応してワンタッチでゴールネットを揺らし、先制点を決めてみせる。

今季の古橋の好調ぶりを象徴するゴールだった。早い切り替えからオライリーがボールを奪ってすぐに攻撃に転じると、クロスにいち早く反応した古橋。2人の首尾をものともせず、2年連続でのリーグ戦二桁ゴール目となる得点でセルティックを勝利に導いた。
この活躍は現地メディアでも高く評価されており『SCOTTISH DAILY EXPRESS』では、先制点をアシストしたオライリーとともに今節出場したメンバーのなかで最高評価の「8点」を付けられた。さらに古橋に「特に先制点では常に機敏で適切なポジションにいる。再び素晴らしい結果を残した」と評価されている。

昨季記録した12ゴールに続き、2年連続での二桁ゴールを達成した古橋。この調子であれば昨季超えは間違いないだろう。カタールワールドカップへの出場は叶わなかったが、日本のエース候補はクラブで結果を残して価値を上げ、4年後に向けてスタートしている。

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