浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が退任 3年計画最終年も頭悩ます1年に……

リカルド・ロドリゲス監督の退任が決まった photo/Getty Images

今季限りで退任となった

浦和レッズは31日、リカルド・ロドリゲス監督が今季限りで退任することを発表した。3年計画の3年目となった今季、J1優勝を目標に掲げたものの、優勝争いには最後まで絡むことができなかった。

昨季チームの指揮官となったロドリゲス監督。ボールポゼッションのスタイルを構築させ、土台作りを行った昨季はリーグ戦は6位に終わるものの、天皇杯でタイトルを獲得する。さらに富士フイルムスーパーカップも川崎フロンターレを2-0で退け、今季は優勝に向けて勢いを加速していくかに思われたが、開幕直前に新型コロナウイルス陽性者が相次ぎ、開幕戦で京都サンガF.C.に敗戦。開幕から16試合でわずか2勝と苦しいシーズンとなった。

またケガ人にも悩まされ、キャスパー・ユンカー、酒井宏樹ら主力陣に加えラストピースとして期待されたブライアン・リンセンもパリ・サンジェルマンとの試合で長期離脱に。10月のサンフレッチェ広島戦までデビューが遠のくことになった。
AFCチャンピオンズリーグでは決勝へと進出したものの、最終節を残したJ1は8位。優勝を目指したシーズンだったが、最終的には昨季よりも低い順位で終わることが確定。ロドリゲス監督としても頭を悩ます1年だったことは間違いないだろう。

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