ラッシュフォードはヘディングが新たな武器となる?  “C・ロナウドのようだ”とクラブOBも称賛

2試合連続でヘディングからゴールを決めた photo/Getty Images

今季は好調を維持しているラッシュフォード

31日、プレミアリーグ第14節ウェストハム・ユナイテッド戦で値千金の決勝弾を決めたFWマーカス・ラッシュフォード。28日に行われたヨーロッパリーグのシェリフ・ティラスポリ戦に続き、ヘディングでゴールを奪ってみせた。
 
今回のウェストハム戦では左ウイングとして先発出場を果たしたラッシュフォード。試合序盤の16分にDFディオゴ・ダロトの右サイドからのクロスをヘディングで合わせたが、これはキーパー正面に飛んでいた。
 
ところが38分、ラッシュフォードは今度こそヘディングシュートをネットに突き刺している。MFクリスティアン・エリクセンが右サイドから質の高いクロスを上げると、これを高い打点で合わせ、マンUが先制に成功。追加点を奪うことはできなかったが、この1点のリードを最後まで守りきり、勝ち点3を獲得している。
 
ラッシュフォードは28日のシェリフ戦でもヘディングからゴールを決めていた。この試合の彼は後半からの出場となり、あまり馴染みのないトップ下を担当。65分にDFルーク・ショーの左サイドからのクロスをボックス内で合わせ、チームに2ゴール目をもたらしていた。
 
英『Daily Mail』によれば、ラッシュフォードはウェストハム戦後に「もう少しヘディングで得点する必要がある。僕としてはエリアに入ることが重要で、そうすればゴールがやってくる」というコメントを残している。ポジショニングを意識することがヘディングでのゴールに繋がっているようだ。
 
また、同メディアによれば、クラブOBのガリー・ネビル氏がラッシュフォードのヘディングについて「あのようなことを何度もするラッシュフォードは見たことがない」と言及。「彼はクリスティアーノ・ロナウドという世界最高のヘッダーの1人をトレーニングの中で見ることができる。あれはまさに彼のようだった」と今回のゴールを評している。
 
今季のラッシュフォードはすでに公式戦7ゴールを記録しており、このペースを維持できれば、2019-20シーズンに記録した22ゴールを上回ることも夢ではない。ヘディングでのゴールという新たな武器をものにすることができれば、その可能性はより高まるはずだ。

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