まさかのジエゴ、デ・ブライネ級のアシストペース 鎌田も活かすコロ・ムアニの獲得は大正解だった

フランクフルトで躍動するコロ・ムアニ photo/Getty Images

187cmのサイズに加えて柔らかさもある

フランクフルトでは鎌田大地の活躍が注目を集めているが、もう一人見逃してはならない新戦力がいる。

最前線に構える23歳のFWランダル・コロ・ムアニだ。

フランクフルトでの活躍からフランス代表にまで選ばれたムアニは、187cmとサイズのある身体能力の優れたアタッカーだ。ただ、パワーばかりが自慢というわけではない。思った以上に柔軟性のある選手なのだ。
印象的なのはチャンスメイクの部分で、今季ブンデスリーガでは早くも8アシストを記録している。

独『Kicker』によると、1988-89シーズン以降のブンデスリーガにて第11節終了時点でのアシスト数が8を超えているのは4人しかいないという。

ブレーメンで活躍したブラジル人MFジエゴ(2006-07・9アシスト)、ヴォルフスブルク時代のMFケビン・デ・ブライネ(2014-15・9アシスト)、バイエルンFWトーマス・ミュラー(2021-22・9アシスト)、元バイエルンFWドウグラス・コスタ(2015-16・11アシスト)の4人だ。

この数字にムアニが近づいたのは興味深い。前線でボールを収められるムアニの存在も、鎌田の得点数やアシスト数が伸びている理由の1つとも考えられる。

フランクフルトは今夏にフランスのナントからフリーでムアニを引き抜いているが、ブンデスリーガ1年目ということを考えれば大当たりの補強と言えそうだ。

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