失速気味のバルセロナがテコ入れへ“中盤と右SB獲得” 問題は財政状況。夏の移籍市場ほどの大暴れは難しい?

バルセロナは冬の移籍市場でも動くようだ photo/Getty images

誰を獲得するか

CLに出場するも決勝トーナメント進出は叶わなかったバルセロナ。昨季はバイエルン・ミュンヘンとベンフィカにその席を譲っており、2季連続となる。

そんなバルセロナだが、ここでの失速を食い止めたいと考えており、冬の移籍市場で2人の即戦力獲得に動くようだ。そのポジションは中盤と右サイドバックである。

中盤は今季でクラブとの契約が切れるセルヒオ・ブスケッツの後釜だろう。ウルブズのルベン・ネベスやチェルシーのジョルジーニョ、レスター・シティのユーリ・ティーレマンスが候補に浮上している。
右サイドバックはバイエルン戦で弱点となってしまっていた。エクトル・ベジェリンがこのポジションを務めたが、スピード、強度不足が目立っており、クオリティが物足りないと感じたサポーターは多かったはずだ。

西『MUNDO DEPORTIVO』によると、バルセロナは冬の移籍市場で前述した2つのポジションを強化したいと考えているが、夏の移籍市場ほどの金額を使うことはできないという。そのためお買い得、掘り出し物を見つけチームを強化することになりそうだ。

そうなるとネベスの獲得は難しいか。ウルブズはプレミアリーグのクラブであり、契約は2024年まで残っている。安売りされる可能性は少なく、アーセナルをはじめとするクラブも獲得を狙っている。

西『todofichajes.com』によると、夏の移籍市場でターゲットだったビジャレアルのDFファン・フォイスを3000万ユーロで獲得できる可能性があるようだ。夏は4200万ユーロ必要だったため、値段は下げられている。しかしこれをバルセロナがお買い得として支払えるかは怪しい。

これからのシーズンのために補強したいバルセロナ。補強ポイントは中盤と右SBの2つだが、チームに適性のある選手を見つけることはできるのだろうか。

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