アーセナルに立ちふさがったPSVの壁 初のオランダ挑戦で存在感を発揮するベニテス

ベニテスが好セーブを見せた photo/Getty Images

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今季ニースからPSVに加入した

今季エールディヴィジで新指揮官に就任したルート・ファン・ニステルローイ監督。稀代の点取り屋は攻撃的なサッカーを展開しており、ここまで10試合で35ゴールを記録している。

そんなチームを最後尾から支えているGKがワルテル・ベニテスだ。フランスで成長を続けてきた守護神が今季はオランダで輝きを放っている。

2016年に母国アルゼンチンのキルメスからリーグ・アンのニースへと移籍。2017-18シーズンから正GKとしてのポジションを確立させると、リーグ戦28試合に出場し、翌年には主力としてリーグで35試合に出場した。その後も3年間正GKとして地位を確立していたベニテスは、今季からPSVへと加入。開幕からスタメンでゴールマウスを守ると、ここまで公式戦18試合に出場している。
彼の高いセービング能力は現在プレミアリーグ首位のアーセナルも苦しめており、UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第2節では、再三のピンチをベニテスの好守で防いでおり、データサイト『SofaScore』によればセーブ数「8」を記録するなど、高い存在感を発揮。最終的には0-1で敗れるものの、、彼の活躍がなければPSVはさらに失点を積み重ねていただろう。

また同サイトでのこの試合での評価点(10点満点)は「8.1」と両クラブでブカヨ・サカに次ぐ2番目に高い数字を残すなど、欧州の舞台でも能力の高さを見せる。攻撃的なスタイルを支える正守護神のさらなる活躍に期待だ。

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