ミランはデ・ケテラエルをホーム・チェルシー戦で起用できず 鍵を握るのはユーヴェ戦活躍のブラヒム・ディアスか

ユーヴェ戦で独走弾を決めたB・ディアス photo/Getty Images

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現在CLグループEはミランとチェルシーが勝ち点4で並んでいる

3-0の完敗を喫したチャンピオンズリーグ、アウェイ・チェルシー戦の雪辱を果たすべく、今度はホームでチェルシーとの一戦に臨むミラン。9日にはユヴェントスとのビッグマッチを2-0で制すなど良い流れを作っているが、FWチャールズ・デ・ケテラエルの不在という懸念点も出てきてしまった。
 
GKマイク・メニャンやDFテオ・エルナンデス、DFダヴィデ・カラブリア、FWアレクシス・サレマーカーズ、FWジュニオール・メシアスなどといった多くの主力を負傷で欠く中、6日のチェルシー戦に臨んだミラン。不在者の穴はMFラデ・クルニッチ、DFセルジーニョ・デスト、DFフォデ・バロ・トゥーレなどで補ったが、やはりベストには及ばない出来で敗戦となった。
 
しかし、その後中2日で戦ったユヴェントス戦ではDFテオ・エルナンデスが復帰を果たし、左サイドの攻撃力が復活。主戦場ではない右ウイングで起用されたMFブラヒム・ディアスがゴールを決めるなど、勝利以外にもホーム・チェルシー戦に向けてポジティブな材料が出揃った。
 
その一方、伊『Gazzetta dello Sport』によれば、デ・ケテラエルがトレーニング中に筋肉系のトラブルに見舞われたようで、今回のチェルシー戦は欠場となる模様。攻撃的な布陣で挑むとすれば、デ・ケテラエルのトップ下、B・ディアスの右WGといった並びも考えられただけに、非常に残念なタイミングでの離脱となってしまった。
 
ところが、悪いニュースばかりでもないようで、欠場が続いていたメシアスはこの試合で復帰する見込みだという。
 
強度を重視するのであればユーヴェ戦と同様にMFトンマーゾ・ポベガをトップ下に配し、B・ディアスかメシアス、クルニッチあたりを右WGで起用することが考えられる。もしくはトップ下にB・ディアス、右WGにメシアスといった見慣れた布陣で挑む可能性もあるはずだ。
 
ミランとしてはこの試合を落としてしまうとCLの決勝トーナメント進出がかなり危うくなってしまうだけに、なんとしてでもチェルシーにリベンジを果たしたいところ。決してベストな状態とは言えないが、この大一番をどう切り抜けるのかステファノ・ピオリ監督の采配に注目だ。

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