森保ジャパンとは無縁ながら毎年結果を残す司令塔 昨季“12アシスト”の元日本代表MFは今季も輝きを放つ

シャルルロワの司令塔となる森岡 photo/Getty Images

ベルギーで成長を続ける森岡

森保ジャパンでの日本代表経験はないものの、ジュピラー・プロ・リーグで毎シーズンのように結果を残している男が森岡亮太だ。昨季は二桁アシストを記録したMFは今季もシャルルロワの司令塔として、チームをけん引している。

2015年にヴィッセル神戸を離れ、ポーランド1部のシロンスク・ヴロツワフで10番を背負い1年目から主力として活躍した森岡は、2017-18シーズンにベフェレンへと加入し、ベルギーでのキャリアをスタートさせる。初年度で24試合7ゴール10アシストと主軸を担うと、わずか半年で国内ビッグクラブであるアンデルレヒトへ移籍。勢いそのままにアンデルレヒトでもリーグ戦16試合6得点2アシストと活躍し、シーズン通算10ゴールを達成した。

しかし2年目には出場機会が激減し、シャルルロワへ加入する。ここでも自身のアシスト力を発揮させ、20-21シーズンには28試合で7アシスト、昨季は36試合12アシストとゴールを創出させてチームの勝利に貢献している。
そんな森岡は今季もすでに結果を残しており、8試合2得点2アシストとチームを攻撃陣をけん引。チームは10位ながら、データサイト『SofaScore』によるリーグの平均評価点ランキングでは全選手の中で9位の「7.35」(10点満点)と高評価を受けている。

日本代表は2018年3月を最後に招集されておらず、ハリルジャパンを最後に日本代表とは縁のない森岡。それでも着実にベルギー国内で結果を残して存在感を示しているのだ。

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