アーセナルがヴラホビッチ再アプローチも獲得すべきは中盤? エンケティア、バログンとストライカーは絶賛成長中

U-21イングランド代表で活躍するフォラリン・バログン photo/Getty images

以前までストライカーは足りないとされていたが

ガブリエウ・ジェズスを獲得する前のアーセナルにはストライカーの補強候補が複数あった。その一つが当時フィオレンティーナにいたドゥシャン・ヴラホビッチであり、冬の移籍市場で獲得できるチャンスがあったようだ。しかしユヴェントス行きが決まり、アーセナルは手を引いた。

英『90min』によると、アーセナルは冬の移籍市場でヴラホビッチに再びアプローチを行うようだ。さらにユヴェントスのファビオ・ミレッティも狙っているようで、2枚取りを画策している。

この報道の信ぴょう性は定かではないが、今のアーセナルに新たなストライカーは必要なのか。今夏の移籍市場でマンチェスター・シティからやってきたジェズスは素晴らしい活躍を披露しており、リーグ戦ではすでに4ゴール3アシストを記録している。前線での起点作成、オフザボールの質、決定力、チャンスメイク、守備の献身性と武器が多く、さらに25歳と今後長く稼働が見込める。怪我の多い選手ではなく、シーズンを通して計算できる点も素晴らしい。
彼のバックアッパーにはエディ・エンケティアがいる。昨季の終盤成長のキッカケを掴んでおり、825分のプレイタイムで5ゴール1アシストと存在感を示した。今季はジェズスの控えとなっているが、ELチューリッヒ戦では先発しており、ゴールを決めている。

今季はローンでクラブを離れているが、スタッド・ランスでプレイするフォラリン・バログンもアーセナルのプレイヤーだ。フランスでは日本代表の伊東純也と共にプレイしており、8試合で5ゴール1アシストを記録。リーグ・アンではネイマール、キリアン・ムバッペ、テレム・モフィに続く得点ランキング4位にいる。エンケティア同様に飛躍を掴んでおり、今季どこまで成長するのか楽しみだ。

このようにストライカーのポジションは補強が必要ない。3選手共に今後に期待でき、ストライカーを獲得するくらいなら、負傷離脱が多いトーマス・パルティの代役を獲得すべきだ。代表ウィーク期間に負傷したことが伝えられており、トッテナムとのノースロンドンダービーに出場できるかは分からない。

冬の移籍市場では獲得することになってもストライカーではなく中盤だろう。サイドアタッカーでも悪くないが、今季も例年通りトーマスの稼働率は低い。

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