今回は鈴木彩艶、佐々木雅士、小久保玲央ブライアンの三つ巴に パリ五輪世代で正GKの座を担う男は誰になる?

E-1選手権で日本代表のゴールマウスを守った鈴木 photo/Getty Images

U-21日本代表のメンバーが発表された

将来の日本代表のゴールマウスを守る男たちの争いが始まっている。U-21日本代表のメンバーが発表され、GKからは鈴木彩艶、小久保玲央ブライアン、佐々木雅士が選ばれた。パリオリンピック世代となるチームで正守護神を担うのは誰になるのだろうか。

第一候補として挙げられるのが鈴木だろう。所属する浦和レッズではサブに甘んじているものの、E-1選手権を戦った国内組で構成された日本代表のメンバーに選ばれるなど高い期待を寄せられている鈴木。今季試合の出場は少ないながら西川周作不在時のリーグ戦にルヴァンカップ、AFCチャンピオンズリーグのグループステージなどで実戦経験を積み、ジョアン・ミレッGKコーチのもとでレベルアップを続けている。

さらに佐々木、小久保の柏レイソル出身組も鈴木に割って入ってくるだろう。柏レイソルのトップチームの守護神として君臨し、今季のJ1はここまで16試合に出場。J1で経験値を挙げており、今年20歳になったばかりの若きGKが大きな成長を見せている。
佐々木と同じ柏ユースから現在はプリメイラリーガのベンフィカに所属する小久保も将来を嘱望されるGKの1人だ。2020年からベンフィカのBチームへと加入し、昨季はトップチームでベンチ入りを果たすなど着実にステップアップ。193cmの長身は大きなアドバンテージであり、相手FWにも威圧感を与えることができる。

U-21日本代表では三つ巴となるGK争いだが、東京オリンピックで輝いた谷晃生や大迫敬介などもいるなど、若く将来性のあるGKは多い。A代表では権田修一が先発の座を保持しているが、彼を蹴落とし自らゴールマウスを守る新守護神は現れるか注目だ。

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