鉄人だったカンテの体は限界に近いのか “31歳”迎えた世界最高級セントラルMFの気になる状態

チェルシーを支えてきたカンテ photo/Getty Images

負傷の数は増えている

今年3月に31歳を迎えたチェルシーMFエンゴロ・カンテはいつまでトップレベルを維持できるだろうか。

今も世界最高級のセントラルMFであることは間違いないが、気になるのは稼働率だ。近年は明らかに怪我が増えており、現在も負傷離脱中だ。レスター・シティのプレミア制覇に大きく貢献した2015-16シーズンもフル稼働していたように、カンテは鉄人タイプと見られていたところがある。その評価が変わりつつあり、30歳の壁を感じずにはいられない。

現在チェルシーは2023年までとなっているカンテとの契約延長交渉を進めているようで、チェルシー側は2年間プラス1年の延長オプション付きのオファーを出しているようだが、英『Football365』によればカンテはもっと長期間の契約を求めているという。
同メディアはカンテの要求について、大きな賭けだと主張する。今でもコンディションが安定している時のパフォーマンスはレベルが高いが、カンテの体が限界に近づいている可能性もあると見ているのだ。

チャンピオンズリーグを制した2020-21シーズンも決勝トーナメントでのカンテの働きは見事で、MOMを連発。準決勝のレアル・マドリード戦、ファイナルのマンチェスター・シティ戦もフル出場しており、今季もリーグ第2節のトッテナム戦などは良い内容だった。

守備面に関して、今のカンテと同じ役割をこなせるMFはチェルシーにいない。怪我の問題だけが気になるが、カンテはまだまだフル稼働できるのだろうか。

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