ヨーロッパでより際立つ守田英正の存在感 CLで強豪撃破するスポルティングで中盤の軸となる日本代表MF

昨季プレミア得点王のソン・フンミンも自由にさせず photo/Getty Images

スポルティングで即戦力に

スポルティングはUEFAチャンピオンズリーグでフランクフルトに3-0、トッテナムに2-0と勝利して連勝。グループDを単独首位に立っている。そんなチームを中盤で支えている男が守田英正だ。

今季サンタ・クララから加入したばかりの守田はすでにスポルティングにとって、重要な存在であることは間違いない。フランクフルト戦では、絶妙な飛び出しからゴールをアシストするだけでなく鋭いスルーパスを繰り出してカウンターの起点にもなった。ポルトガルで大きく成長した攻撃面での存在感はEL王者にも脅威を与えている。

さらにトッテナム戦でも対峙したピエール・エミール・ホイビュルクと何度も競り合うなど強度の高さを発揮。ソン・フンミンやリシャルリソンといったスピードやフィジカルに優れた攻撃陣に対し、マヌエル・ウガルテとの中盤のコンビで簡単に突破を許さず。終盤には疲労も見られイエローカードをもらったことで71分に交代となったが、トッテナムの強力な攻撃陣の完封にも大きく貢献した。
ここまで攻守において存在感を見せている守田。プリメイラリーガでは苦戦するスポルティングだが、序盤は上位陣との対戦も多く攻撃の質が向上すれば時期に上がってくるだろう。そしてフランクフルトやトッテナムといった欧州の強豪たちとも互角にやり合える守田がスポルティングの中盤を支えているのだ。

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