ドリブル成功数は“5大リーグNo.1” PSG攻撃陣操るメッシが2年目に見せる圧巻パフォーマンス

メッシはW杯へ準備着々(右) photo/Getty Images

リーグ・アン2年目で環境に適応

リーグ・アンも2年目を迎え、パリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシが本格的にペースを上げ始めた。

昨季は得点数が6点に留まったこともあって批判を浴びたが、今季は開幕から3ゴール6アシストと快調だ。ネイマール、キリアン・ムバッペとの連携も向上し、パリのMNMは対戦相手の脅威となっている。

特にメッシはチャンスメイクの部分で大きな存在感を放っており、アシスト数が順調に伸びている。昨季も批判を浴びながらリーグ戦で14アシストは記録していたのだが、今季はその数字を超えてくるかもしれない。
さらに注目したいのがドリブルだ。20代の頃のようにスピードに乗って敵陣を切り裂くタイプのドリブルは減ったが、相手の逆を取るプレイは今も健在だ。英『Squawka』のデータでは、ここまでリーグ戦で29のドリブルを成功させており、これは欧州5大リーグでNo.1の数字となっている。

2位は同じリーグ・アンのトロワでプレイするMFロミニゲ・クワメ(17回)、3位はヘルタ・ベルリンFWチデラ・エジュケ、サッスオーロFWアルマン・ロリエンテ、レヴァークーゼンDFジェレミー・フリンポン、クリスタル・パレスMFエベレチ・エゼ、アーセナルFWガブリエウ・ジェズス、アンジェMFアゼディン・ウナヒが並んで16回だ。

メッシは年齢を重ねるとともにチャンスメイカー色を強めており、今は得点数よりも中盤で確実に前を向くドリブルや長短のパスでチャンスを演出するプレイが強みとなっている印象だ。ワールドカップ・カタール大会も近づき、アルゼンチン代表のリーダーとしてモチベーションは高いだろう。2022年のメッシはバルセロナ時代と同じく世界を支配してしまうかもしれない。

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