デ・ケテラエルの次はCB ミランはPSGのセネガル代表DF獲得に向け進行中

現状、CBの新戦力はディアロが最有力 photo/Getty Images

CBを1人確保したいミラン

クラブ・ブルージュから前線の目玉となるFWチャールズ・デ・ケテラエルを獲得したミラン。彼らはその後、CBの補強に着手しており、特にパリ・サンジェルマンのDFアブドゥ・ディアロ獲得の話が前向きに進んでいるようだ。

今夏のミランはデ・ケテラエルの他にも、フリーでFWディボック・オリギを獲得し、ローンで加入していたFWジュニオール・メシアスも完全移籍でチームに残留。攻撃陣は強化が進んだ。

その一方、中盤以降の選手は、こちらもローンでチームに加わっていたDFアレッサンドロ・フロレンツィを完全移籍で確保し、他クラブで武者修行していたMFヤシン・アドリやMFトンマーゾ・ポベガなどがミランに合流。しかし、新戦力は未だ獲得できておらず、契約満了で退団したDFアレッシオ・ロマニョーリの穴を埋めることはできていない。

伊『CalcioMercato』によると、以前から噂されていたPSGのDFアブドゥ・ディアロとトッテナムのDFジャフェット・タンガンガが、ミランの新CB候補にまだ残っており、ステファノ・ピオリ監督も彼らを高く評価しているようだ。

ディアロの方は、彼の代理人がミラン移籍を促進するためにできる限り働きかけているようで、ミランとPSGは連絡を取り合うことができているという。ミランは買取オプション付きのローン移籍を求めており、350万ユーロ(5億円)という彼の給与を、PSGが一部負担する契約を望んでいる。

現在ミランのCBには、DFフィカヨ・トモリ、DFピエール・カルル、DFシモン・ケアー、DFマッテオ・ガッビアの4人がおり、セリエA開幕後もひとまず問題はない。しかし、新戦力を獲得できれば、ガッビアのサンプドリア移籍を進めるという報道もある。ディフェンスラインの人員整理を進めるためにも、ディアロ、もしくはそれ以外のCBの加入をできる限り早く決めたいところだ。

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