身体をWG仕様に変化させたF・トーレス 激化するバルサのポジション争いにここから割って入れるか

プレシーズンは歯痒い思いをしたはず photo/Getty Images

負傷離脱で後れを取ってしまった

昨季途中にマンチェスター・シティからバルセロナへと加入し、シャビ・エルナンデス監督によって重用されたFWフェラン・トーレス。ポジション争いは激しさを増しているが、このプレシーズンでそれ相応の準備をしていたようだ。

昨年11月からバルサの指揮官に就任したシャビ監督に求められ、12月にバルサの一員となったトーレスは、公式戦26試合に出場。7ゴール6アシストという好成績を残した。

しかし、今夏のバルサは大型補強を敢行し、トーレスとポジションを争うウイングの選手では、ブラジル代表FWハフィーニャが加入。さらに、退団の可能性が高まっていたFWウスマン・デンベレが残留し、昨季は負傷により多くの試合を欠場していたFWアンス・ファティもここまでは躍動している。

プレシーズンで彼らに負けないパフォーマンスを見せ、シャビ監督にアピールしたいトーレスだったが、7月上旬に右足を負傷していることが発表された。結果的に彼は親善試合に1試合も出場することができず、その間にデンベレやハフィーニャ、ファティ、さらには去就が不透明なFWメンフィス・デパイも好プレイを見せた。

だからといって、トーレスがこの期間を無駄にしていた訳ではなく、欠場中に彼が高い強度でトレーニングに励んでいたと、スペイン『MARCA』は伝えている。さらにトーレスは、14日に行われるラージョ・バジェカーノとのラ・リーガ開幕戦に向け、すでに出場可能な状態になっているという。

同メディアによれば、トーレスはこの期間のトレーニングで自身の身体と筋肉を変化させていた模様。シティ時代は、偽9番として起用されることが多かったために屈強な身体を作り上げていたが、シャビ監督はウイングとしての出場を望んでいるため、よりスリムで、より軽量で、より機敏に動ける身体へと仕上げ直したようだ。

この試みが上手くいけば、今季のトーレスはこれまで以上のパフォーマンスを披露できることになるだろう。不測の事態によってライバルたちに後れを取ってしまったが、リーグ戦開幕前に復帰できたのは不幸中の幸い。ここから巻き返しを図ることができるか。

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