ククレジャ獲得失敗も心配は不要? メインターゲットを諦め“プランB”で成功したシティの歴史

今でこそ頼れるディフェンスリーダーのルベン・ディアスだが、当初クラブはカリドゥ・クリバリをターゲットとしていた photo/Getty images

とくに近年はその傾向が強い

ブライトンのマルク・ククレジャ獲得を目指しているマンチェスター・シティだが、英『The Athletic』によれば交渉は難航しているようだ。その原因はクラブ間での評価額の差であり、ブライトンはククレジャに5000万ポンド以上の価値を見出している。しかしシティは4000万ポンドと1000万ポンドの差があり、ブライトンが評価額を変更しない限りシティは交渉から離れるという。

シティはククレジャ獲得失敗になった代案としてシュツットガルトのボルナ・ソサとベンフィカのアレハンドロ・グリマルドをリストアップしていると英『manchester evening news』が報じている。ソサは2000万ポンド、グリマルドは500万ポンドほどで獲得できるようで、安価な選択肢だ。

ソサ、グリマルドの共通点は、チャンスメイクを得意とする攻撃的SBだ。所属するリーグは違うが、ソサは8アシスト、グリマルドは5アシストを昨季記録しており、クロスや推進力のあるドリブルから好機を生み出す。しかし気になるのは守備強度であり、攻撃的な左SBであればジョアン・カンセロとキャラクターが被る。守備も強みなのがククレジャであり、左のカイル・ウォーカーのような存在として期待できたが、シティは高額すぎると考えているようだ。

諦めることになれば、プランBに移行することになるが、ここ数年のシティはそのプランBで成功している。

直近でいえば20-21シーズンにベンフィカから獲得したルベン・ディアスだ。当時20代前半ながらヴァンサン・コンパニのようなキャプテンシーを持っていたセンターバックで、加入後即守備陣の柱としてチームに貢献している。

シティは当時ナポリに所属していたカリドゥ・クリバリを狙っていた。しかし獲得には至らず、ディアスにターゲットを変更している。クリバリでも十分にプレミアで活躍した可能性はあるが、ディアスは今では欠かせない守備者となった。

その前年である19-20シーズンにはアトレティコ・マドリードからロドリを獲得している。彼もディアス同様に現在ではチームの柱だが、シティは当時ナポリに所属していたジョルジーニョの獲得を希望していた。しかしイタリア代表MFはチェルシーに移籍し、翌シーズンにターゲットを変えたシティがロドリをチームに加えている。

近年だけの傾向を見れば、プランBでもチームにフィットする可能性はある。また若手のジョシュ・ウィルソン・エスブランドが一気に飛躍することも考えられ、ククレジャを逃がすことはそこまで深刻な問題ではないかもしれない。

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