昨季は戦力外も22-23シーズンは地位回復の可能性 ユヴェントス戦で輝いたピャニッチをどう評価する?

プレシーズンマッチで輝きを放つミラレム・ピャニッチ photo/Getty images

ブスケッツに代わってアンカーでプレイした

バルセロナは27日、プレシーズンマッチにてユヴェントスと対戦。ウスマン・デンベレの2ゴールで優位に立つも、後半モイーズ・キーンの得点で追い付かれ、2-2でのドロー決着となった。バルセロナはここまで4試合のプレシーズンマッチを戦っており、2勝2分と未だ無敗である。

そんなバルセロナで印象に残った活躍を見せたのが、MFミラレム・ピャニッチだ。ローマやユヴェントスとイタリアのクラブで長く活躍し、2020年にバルセロナにやってきたボスニア・ヘルツェゴビナ代表のピャニッチ。昨季は出場機会が得られず、トルコのベシクタシュへローン移籍している。

現在はその期限付き移籍も終了し、保有元のバルセロナに戻ってきている。去就は不透明だが、ユヴェントス戦では後半からピッチに立ち、セルヒオ・ブスケッツの代わりにアンカーを務めた。

バルセロナの前ロナルド・クーマン体制では干されてしまったピャニッチだが、32歳となった今でもその実力は健在だ。広い視野と正確なパスを供給できる技術を持っており、ダイレクトでボールを捌いていく。横パスがほとんどない代わりに縦やサイドにつけるパスが多く、攻撃を停滞させない。前線で収まるロベルト・レヴァンドフスキやメンフィス・デバイの活躍もあってよりピャニッチは輝いていた。

バルセロナでのアンカーは長くブスケッツが先発として起用されている。しかしそのブスケッツは契約が今季の末までとなっており、シーズン終了後にクラブを去る可能性が高い。そのため22-23シーズンはブスケッツの後釜を探す必要がある。

候補とされているのは若手のMFニコ・ゴンザレスだ。ガビと同じタイミングでアカデミーから上がってきた期待の星であり、188cmとサイズのある中盤のプレイヤーである。西『AS』によるとシャビはこのニコをブスケッツの後釜として考えており、今後はよりプレイタイムが与えられるとされている。

ただユヴェントス戦でのパフォーマンスを見る限りピャニッチをチームに残す選択肢もあるだろう。ニコのプレイタイムが減ってしまうが、いざというときにピャニッチのようなベテランがいれば心強い。配球力は間違いなくニコより上であり、それはユヴェントス戦で証明された。

ピャニッチとバルセロナの契約は2024年まで残っており、あと2年はこのクラブでプレイすることができる。来季はシーズン中にW杯が開催されることもあって過密日程が予想されており、ピャニッチの去就はどうなるのだろうか。

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