橋本拳人のスペイン移籍も扇原の居場所はなし? ヴィッセル神戸で出場機会を失っている大型MFの現在地

ヴィッセル神戸では思うようにプレイできていない扇原貴宏 photo/Getty images

F・マリノスでの勢いは見られない

27日、ヴィッセル神戸がMF小林祐希の獲得を発表した。

東京ヴェルディでキャリアをスタートさせ、ジュビロ磐田を経てオランダのヘーレンフェーンに渡った小林。その後は海外のクラブを転々としており、近年は韓国のKリーグでプレイしている。2016年には日本代表デビューを飾っており、8試合のキャップ数を数える。

中盤のプレイヤーであり、スペインのウエスカへ移籍した橋本拳人の代役として考えていいだろう。小林は創造性のあるパスを出せるパサーであり、山口蛍らと中盤を形成することになるだろう。しかし守備面では橋本の貢献が大きく、小林でその穴を埋められるかは怪しいところだ。

神戸の中盤といえば横浜F・マリノスからやってきた扇原貴宏の存在感が薄くなってしまっている。2017年から在籍していたF・マリノスでは主力として中盤で地位を確立しており、正確なパスで攻撃を組み立てていた印象が強い。昨季も32試合に出場しており、神戸での活躍も期待された。

しかし神戸での2022年シーズンは思うようにいっていない。リーグ戦での先発は6試合と少なく、プレイタイムも554分しかない。橋本が移籍したことで再びスポットライトが当たるかに思われたが、小林が来たことで再び扇原の地位は怪しくなっている。

30歳となった扇原だが、移籍も一つの選択肢だろう。ショートパス、ロングパスと正確なものを持っており、中盤から攻撃を組み立てられる。中盤の低い位置だけでなく、前線へ走り込んで相手をかく乱することもでき、やれることは少なくない。守備の強度は気になるが、このままプレイせずにシーズンを終えるのは非常に勿体ない。

吉田孝行がシーズン途中に就任し、リーグ戦では現在4戦負けなしの神戸。攻守両面で輝いていた橋本の貢献度は高く、誰がその穴を埋めるのだろうか。

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