浦和の“ナンバー10”が持ち味発揮の同点弾 らしさ全開となったクラブのメモリアルゴール

モーベルグのさらなる得点に期待だ photo/Getty Images

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PKは一度失敗するも取り返した

J1第20節で浦和レッズは京都サンガF.C.と対戦。前半に1点をリードした浦和だったが、後半に2ゴールを奪われ逆転を許してしまう。その後は同点に追いつくも、勝ち越し点は奪えず2-2のドローで終了。この試合でメモリアルなゴールを決めた男がダヴィド・モーベルグである。

試合は序盤からスコアが動いていく。11分にPKを獲得した浦和は、モーベルグが冷静に左隅に決めて先制点を奪う。39分には再びPKのチャンスを得たものの、モーベルグのキックは上福元直人に止められて差を広げることができない。

すると後半は京都に流れが傾く。54分にCKから武富孝介が同点に追いつくと、そのわずか1分後には浦和のビルドアップのミスからゴールを奪い、一気に逆転に成功する。しかしすぐに反撃の一発を決めたのがモーベルグだった。
59分に岩尾憲の縦パスから右サイドを抜け出すと、ペナルティエリアへと侵入。またぎフェイントから左足を振り抜いた。豪快なシュートはゴールネットを揺らし、すぐに浦和が同点とする。

この得点がクラブのJ1通算1500得点となったモーベルグ。2本目のPKは失敗してしまったが、それを取り返すモーベルグの“らしさ”が詰まったメモリアルゴールだった。連戦が続く浦和だが、新10番が次こそは勝利に導くゴールを決める。

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