ドルトムントはハードルが高すぎた…… 《2シーズンで741分》しか出番なきカカー2世育成プラン

ドルトムントでは出番が増えなかったレイニエル photo/Getty Images

レンタル先としてはハイレベルすぎたか

ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスの若きブラジル人アタッカーは順調に育っており、2人の早期獲得へ動いたレアル・マドリードは正解だった。

その一方で、彼らに続く第3の若手ブラジル人アタッカーとして獲得されたMFレイニエル・ジェズスは上手くいっていない。加入当初よりカカー2世なんて異名もあったが、2シーズンにわたってレンタル移籍したドルトムントではなかなか出番を掴めず。2シーズン合計のプレイタイムは741分のみで、影が薄いままドルトムントでの挑戦は終わってしまった。

問題は新シーズンからの動きだが、もちろんレアルのトップチームで出番を得るレベルには達していない。さらなるレンタル移籍が現実的で、スペイン『as』によれば現在はポルトガルの強豪ベンフィカが関心を示しているという。

ただ、移籍先のレベルは慎重に見極めるべきだろう。最初にレンタル移籍したドルトムントはマルコ・ロイスを筆頭に2列目にタレントが揃っており、レイニエルが割って入る隙が見当たらなかった。レンタル先としてはレベルが高すぎたと言える。

ベンフィカは今夏にFWダルウィン・ヌニェス、エヴェルトン・ソウザが退団しており、前線のピースが不足気味だ。それでもポルトガル代表のラファ・シウバ、ディオゴ・ゴンサウヴェス、他クラブからも注目を集める21歳のゴンサロ・ラモス、ベテランのジョアン・マリオも攻撃的MFを担当できる。

ドルトムントへのレンタルが機能しなかったレイニエルにとって、何より優先すべきは出場機会の確保だ。近年レアルの若手補強路線はヒットしているものの、レイニエルの育成プランに関しては明らかに上手くいっていない。選手の成長を促す最適な場所はどこなのか、今夏は慎重に考慮して動く必要がありそうだ。

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