NEXTジョン・テリーは来季もトップチームで使われず? 移籍市場でCB獲得に動くチェルシーの守備陣事情

昨季はハダースフィールドでプレイしたリーヴァイ・コルウィル photo/Getty images

大きく入れ替わることになる

アントニオ・リュディガー、セサル・アスピリクエタ、アンドレアス・クリステンセンと20-21シーズンにCLを制した際の守備者が一気にチームを離れる可能性が高いチェルシー。そのためかネイサン・アケやマタイス・デ・リフトと補強候補に挙がる選手はセンターバックである場合が多く、彼らが抜けた穴埋めを目指すようだ。

英『BBC』では22-23シーズンの活躍に期待したいプレミアリーグの若手を紹介しており、チェルシーからはDFリーヴァイ・コルウィルの名前が挙げられている。

チェルシーのアカデミーで育ち、昨季はイングランドの実質2部であるハダースフィールド・タウンにローン移籍していたコルウィル。センターバックとしてプレイタイムを得ており、31試合で2ゴール1アシストの数字を残した。次のジョン・テリーとクラブのレジェンドに例えられる選手で、その期待は大きい。
だが、トップチームでのプレイはまだ先になるかもしれない。本人は継続したプレイタイムを得たいと考えており、アケをはじめ複数の即戦力がチームに加わる場合それは難しい。すでにチアゴ・シウバ、トレヴォ・チャロバー、マラング・サールの3人がおり、新戦力が2人だとすればプレイタイムの確保は厳しいだろう。

同紙ではローンの移籍先としてブライトンやエヴァートン、レスター・シティが候補だと報じている。ブライトンは3バックの左を務めるマルク・ククレジャが退団する可能性があり、後釜としてコルウィルを考えているのだろう。

攻撃面では推進力のあるドリブルと高精度のフィードを、守備では強度の高さを提供することができるコルウィル。期待の若手だが、22-23シーズンはプレミアの他クラブで経験を積み、翌シーズンに戦力としてチェルシーのトップチームでプレイすることになると予想できる。

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