かつてはバッジョやトッティがいた アズーリ復活には“ファンタジスタ”が必要なのか

アズーリの10番を背負ったトッティ photo/Getty Images

決定的な選手が見当たらない

昨夏のEURO2020を制しながら、今年のワールドカップ・カタール大会出場権を逃してしまったイタリア代表。

結果は残念だったが、それでも各ポジションに実力者は揃っている。スーパースターと呼べる選手は限られているかもしれないが、決して弱いチーム構成ではない。

かつてイタリア代表でプレイしたジュゼッペ・ベルゴミ氏がアピールするのは中盤のタレント力だ。中盤はEURO2020制覇の原動力にもなり、いぶし銀な実力者が揃っている。ここはストロングポイントと言っていいだろう。

その一方で、ベルゴミ氏はチームを勝利へ導くファンタジスタ系選手が不足していると嘆く。

「マンチーニは上手くやると信じている。中盤ではブライアン・クリスタンテ、トナーリ、バレッラ、ロカテッリ、ヴェッラッティ、フラッテシ、ジョルジーニョ、もちろんハンガリー戦で良かったペッレグリーニもね。これだけの中盤を持つ国が欧州の他にあるだろうか。ワイドな位置ではキエーザ、ベラルディ、ポリターノ、ザニオーロ、インシーニェ、若いニョントもいる」

「我々に不足しているのはナンバー10だろう。イタリアにはバッジョ、ゾラ、トッティ、それこそマンチーニの時代以降、クラシックな10番を抱えていない」(伊『La Repubblica』より)。

現代サッカーでは古典的な10番タイプは減少傾向にあるが、今のイタリアにトッティのような選手がいれば力になったのは間違いない。決定的な働きをしてくれる選手が不足しているのは確かで、世界から天才と称賛される選手が欲しい。

次の4年でそうした選手は見つかるのか。渋い選手だけでなく、世界的スーパースターが必要だ。

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