ルカクも打ち破れなかった“歴代FWの呪い” さまざまなストライカーを悩ませたチェルシーのジンクス

今季でチェルシーでのラストシーズンになるのか photo/Getty Images

今季背番号9番を背負ったルカク

昨季インテルをセリエA優勝へと導き、今季は古巣のチェルシーへと満を持して戻ってきたロメル・ルカク。しかし開幕前の期待とは裏腹に得点を量産することができず、すでに退団候補の1人として挙げられている。

そんなチェルシーのFWに対して独『11FREUNDE』では、背番号が原因の1つかもしれないと言及。同メディアはルカクが今季から背負った9番を“呪われた9番”と名づけ、過去10年間で9番を背負った選手を紹介している。

2011年から9番を背負っている男がフェルナンド・トーレスだ。同年1月にリヴァプールから加入した新エース候補は、プレミアリーグで3年連続二桁ゴールを記録しており、加入前もすでに9得点を決めるなど活躍していた。しかし1月加入後わずか14試合1得点に終わるなど絶不調に陥ると、その後も10ゴール以上を決めたシーズンはなく、2014年にミランへと移籍した。11-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝でゴールを決めて決勝へ導くなど、記憶に残る活躍も見せたF・トーレスだったが、成績としては期待外れに終わってしまう。

2015-16シーズンにモナコからレンタルで加入したラダメル・ファルカオも、チェルシーで9番を背負って苦しいシーズンを過ごした。度重なるケガにも悩まされ、公式戦12試合で得点はわずか「1」に終わってしまう。2017年に当時のクラブ史上最高額で加入したアルバロ・モラタも31試合11ゴールと9番をつけた選手の中では比較的結果を残した選手だが、加入前の期待値を超えることはできず。18-19シーズンからは子供の生まれた日にちである「29」へと背番号を変更した。

次に9番を背負った男が18-19シーズン途中にユヴェントスから加入したゴンサロ・イグアイン。15-16にはナポリで36ゴールを挙げ、ユヴェントスでも得点を量産したストライカーだがチェルシーでの半年間は、18試合5得点と自身のポテンシャルを発揮できず。イグアイン退団後にはアストン・ヴィラでゴールを量産したタミー・エイブラハムが引き継いだ。19-20には34試合15得点と輝きを放ち、呪いも払しょくされるかと思われたが、トーマス・トゥヘル監督就任とともに出場機会が減少し、今季からローマへと移籍。セリエA初年度で17ゴールを奪うなどエースに成長した。

今季9番を背負ったルカクもプレミアリーグで8ゴールに終わるなど、厳しい1年となってしまった。9番はエースナンバーとして捉えられることが多く、ある程度の高い活躍が見込まれる。そのためプレッシャーにもなるだろう。F・トーレス以前にもマテヤ・ケジュマンやエルナン・クレスポ、フランコ・ディ・サントと物足りない活躍だったFWばかり。この呪いを打ち破るストライカーがチェルシーに現れる日が来るのだろうか。

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