G大阪の新たな顔となる大卒ルーキー カウンター一閃で大分撃破に貢献

今季台頭している山見 photo/Getty Images

同点弾を決めた山見大登

ガンバ大阪は天皇杯3回戦で大分トリニータと対戦。1点を先制される展開も、後半に3ゴールを決めて3-1と勝利を果たした。同点弾となった山見大登は、美しいループシュートを見せてゴールネットを揺らす。

試合は0-1で迎えた49分、G大阪はカウンターから左サイドで山見がボールを運んで一気にチャンスを作る。相手の守備を振り切りGKと1対1になると、浮き球をシュートを選択。ボールはゴールへと吸い込まれていき、同点となるゴールを決めてみせた。

山見は今シーズン、関西学院大学からG大阪へと加入した。特別指定選手として登録された昨季は、J1デビュー戦でゴールを決めるなど華々しい活躍を見せると、今シーズンはルーキーながら主力の1人として躍動。ここまで公式戦20試合に出場し、2得点を記録している。
スピードとドリブルを武器に積極的に仕掛けて決定機を作る山見。その自身の特長を十分に生かしたゴールが、天皇杯の舞台で発揮される。関学大時代には天皇杯でG大阪に得点を決めているストライカーが、現在はチームの新たな顔となっているのだ。

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