サラー活躍の秘訣はC・ロナウド並みの自己管理にあり 自宅の豪華設備と徹底した食生活

3度目のリーグ得点王を獲得 photo/Getty Images

今夏の去就にも注目が集まっている

今季もリヴァプールのエースとしてチームに多くの勝利をもたらしたエジプト代表FWモハメド・サラー。現時点で世界No.1のウインガーといっても過言ではない選手だが、そのパフォーマンスの裏側にはやはりそれなりの理由があるようだ。

今季のサラーは23ゴールで3度目のプレミアリーグ得点王に輝き、アシスト数もリーグトップの13回でプレイメーカー賞を受賞。PFA(イングランドプロサッカー協会)年間最優秀選手やFWA(イングランドサッカー記者協会)年間最優秀選手にも選ばれるなど、多くの個人タイトルを獲得した。

チームとしても、リーグ戦とチャンピオンズリーグ制覇まではあと一歩届かなかったものの、国内カップ戦2冠を達成。惜しくも4冠達成とはならなかったが、あらゆるコンペティションで圧倒的な強さを見せた。

個人としてもチームとしても充実したシーズンを送ったサラーだが、こういった成功の秘訣は徹底した自己管理にあるようだ。自宅の2部屋がフィットネスマシンとボディービル専用になっていることを仏『L'Équipe』の取材で明かしている。

「僕は常に自分のフィジカルコンディションを向上させようと思っているんだ」と本人は話しており、家では奥さんといるよりマシンといる時間の方が長いという。他にも高気圧治療装置といったリカバリー用の器具まで備え、家で凍結療法を行うこともできるようだ。

サラーの自己管理はそれだけに留まらず、食生活に関してもかなり気を配っているようだ。ブロッコリーやサツマイモ、魚、鶏肉、サラダを好んで摂取し、ロンドンのレストランで贅沢をするときは寿司を嗜むという。ピザはせいぜい月に1回で、好みのハンバーガーも食べた後に重く感じるという理由でほとんど口にしないようだ。

自己管理の意識の高さではクリスティアーノ・ロナウドが有名だが、この話を聞く限り、サラーもロナウドに勝るとも劣らない徹底ぶりだ。やはり世界のトップに君臨するためには、自らを律する才能が必要なのかもしれない。

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