バルサに“3100万ユーロ”でやってきた新星FWの今 2ゴールのみともがいた今季の1340分

ウォルバーハンプトンにレンタル移籍していたトリンコン photo/Getty Images

今季はレンタル先で結果を残せず

今冬の補強でバルセロナは一気に攻撃陣の層が厚くなり、今夏にはさらに強化されると予想されている。ここに若手が割って入るのは簡単ではないだろう。

影が薄くなってしまっているのは、今季バルセロナからイングランドのウォルバーハンプトンにレンタル移籍していた22歳のポルトガル人FWフランシスコ・トリンコンである。

2020年にポルトガルのブラガからバルセロナに加わったトリンコンには大きな期待もかけられていたが、ウォルバーハンプトンにレンタル移籍した今季は苦戦した。
プレミアリーグでは28試合に出場して2得点1アシストの成績に留まり、現状バルセロナでポジションを得るのは難しい。スペイン『Mundo Deportivo』によれば、トリンコンもプレイタイムを確保できる環境を求めているという。

候補に挙げられているのは、母国ポルトガルの名門スポルティング・リスボンだ。実現すれば5大リーグから再びポルトガルへ戻ることになり、成績的には5大リーグへの挑戦は失敗とジャッジされてしまうだろう。

もちろんまだ22歳と若いため、5大リーグに再挑戦することも可能ではある。バルセロナはトリンコン獲得時に3100万ユーロの移籍金を支払っているが、ポルトガルより出てきたレフティーアタッカーにはもう少し時間が必要か。

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