カタールまでに見つけたい“伊東依存の解決策” 今季で11ゴールを挙げたレフティは2番手からの脱出なるか

久しぶりの招集となった堂安律 photo/Getty images

PSVでも出番を得ることに成功した

海外を拠点に活躍するプレイヤーは年々増えており、日本代表も選手層の厚いチームになった。特に右ウイングには逸材が集まっている。伊東純也、久保建英と素晴らしいレフティがおり、今回の招集ではここに堂安律も加わっている。

2021年の夏に行われた東京五輪では久保と共に攻撃をけん引した堂安。クラブでは保有元であるPSVに戻り、今季はマリオ・ゲッツェやノニ・マドゥエケ、コーディ・ガクポらとポジション争いを繰り広げている。右サイドハーフとして地位を確立する時期もあり、今季は39試合で11ゴール3アシストを記録している。

そんな堂安の役割は右ウイングの選手層を厚くすることだ。現状では日本代表全体で伊東に依存している部分が大きい。攻撃面では彼に頼り切りであり、彼が不在となればどうなるか分からない。代役とされた久保はベトナム戦で右ウイングとなったが、突破力のなさを露呈してしまった。だが、久保はウイングで突破を狙うよりもバイタルエリアで一瞬のヒラメキを駆使して攻撃を活性化させるほうが適している。

久保よりも堂安に分があるのはフィジカルだろう。久保はテクニックを生かして突破を狙うが、堂安はテクニックに加え簡単に倒れないフィジカルを有している。そのため、少し強引な突破も可能であり、右サイドを押し上げられる人材だ。アイデアも豊富であり、ある程度個での突破が求められる右サイドでは久保よりも堂安の序列が高くなる。

伊東を脅かす存在になれれば面白い。伊東は縦への突破、堂安はカットインが持ち味とそれぞれ違う武器を持っている。堂安は外よりも中でポジションを取るため、例えば右サイドバックの山根視来がより高い位置を取れるようになる。これは大外のレーンに立たない堂安の強みであり、森保一監督の起用法に注目だ。

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