いずれは日本代表の切り札にも? 日本国籍取得決断したMFの成長に期待大

青森山田で全国制覇も

東京ヴェルディのバスケス・バイロンが日本国籍を取得する意向であることを発表した。自身の公式Twitterにて報告している。

チリ国籍を持つバイロンは、小学校3年生のとき日本に来日した。その後、青森山田高校に入学して主力の座をつかみ、3年時には全国高校サッカー選手権大会を優勝した。卒業後は当時東北社会人サッカーリーグ1部だったいわきFCに入団。チリ国籍のためJリーグでは外国籍扱いになることも考慮し、環境面が整った同クラブへ入った。

チリ1部へのレンタル移籍を経て、昨季はいわきのJFL優勝に貢献。今シーズンから東京Vへ移籍し、自身初となるJリーグでのキャリアを歩み始めた。今季はここまで14試合に出場して4ゴール3アシストを記録している。

バイロンは過去にチリ代表への憧れも口にしていた。そんななかで日本人になることを22歳の誕生日である16日に決断。日本でプレイしている状況下で気持ちの変化があったのだろう。いずれは日本代表へも選出される可能性があり、自身のストロングポイントでもある力強いドリブルは大きな武器となるはずだ。

また今季は東京Vで途中出場から流れを変える力を発揮。第13節のファジアーノ岡山戦から第15節のアルビレックス新潟戦まで3試合連続得点で合計4ゴールを記録しており、この3試合はすべて途中出場とチームの切り札となっているのだ。近い将来、日本代表の切り札に成長していくことに期待だ。

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