計1096ゴールをレアルにもたらしたC・ロナウド、ラウール、ベンゼマ 3人が揃った奇跡の2009-10シーズン

若き日のベンゼマ photo/Getty Images

13年間レアルでゴールを決め続けているベンゼマ

今シーズン絶好調のカリム・ベンゼマが、ラウール・ゴンサレスのレアル・マドリードでの得点記録にあと1ゴールまで迫っている。ベンゼマがレアルで記録しているゴールは現在322。ラウールの記録は323ゴールだ。

レアルの歴代得点記録1位はクリスティアーノ・ロナウドの451ゴールとなっている。2位ラウールとは128ゴール差があり、現実的に考えればベンゼマが追いつくことはほぼ不可能だろう。しかしここ最近のベンゼマの状態を考えると、ラウールのゴール数を今シーズン中に超える可能性はかなり高い。チャンピオンズリーグ決勝も含め残すところあと4試合だ。

レアル・マドリードというポジション争いの激しい世界トップレベルのクラブにも関わらず、何年にも渡って得点を量産したロナウド、ラウール、ベンゼマの3人。振り返ってみると、彼らが同時にレアルに所属していた奇跡の1シーズンがある。ロナウドとベンゼマが新加入選手としてやってきた2009-10シーズンだ。

2009年の夏はレアル・マドリードが大型補強を敢行した年だ。目玉となったのはもちろんマンチェスター・ユナイテッドからやってきたクリスティアーノ・ロナウド。移籍金は当時史上最高額となる約8000万ポンドと言われている。他にもミランからカカー、リヴァプールからシャビ・アロンソなど大物を次々と獲得し、期待の若手FWとしてリヨンからベンゼマも加入した。

ラウールはこのシーズンを最後にレアルを退団したが、しっかりと5ゴールを上乗せしてチームを去っていった。移籍初年度のロナウドはいきなり26ゴールを記録し、ベンゼマもラウールを超える8ゴールをゲット。1人の偉大なストライカーが最後の意地を見せ、2人の若者が彼の記録を超えるための第一歩を踏み出したシーズンだった。

新銀河系軍団の始まりを予感させながらも無冠に終わった2009-10シーズンだが、改めて振り返ると歴代得点記録トップ3が揃っていた奇跡のシーズンでもあった。ベンゼマに関しては、約2億5000万ユーロを投じたとも言われているこの夏の大補強が間違いではなかったことを今なお証明し続けている(データは『FBREF』より)。

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